ためしてみました その4 板厚(素地厚)の影響はあるのか?

使用した粉体塗料
Particle Size:35~38μm Polyester Powder
色:アイボリー
使用した粉体塗装機
Conallshot:トリボ(摩擦帯電)方式
使用した被塗物
鉄板(JIS G3141) 1.0mm厚さ、0.5mm厚さ、0.3mm厚さの各平板
測定対象
硬化前粉体層
実験ご協力:株式会社三王

試験手順

  1. ①板厚1mmの鉄板でキャリブレーションを実施
    板厚1mmの鉄板に粉体塗装を行う→TAGで厚みを非接触で測定→粉体を硬化→膜厚を高精度電磁式膜厚計で測定→その値でTAGをキャリブレーション
  2. ②このキャリブレーション値で、板厚0.5mmの鉄板上の粉体層と板厚0.3mmの鉄板上の粉体層の厚みを測定
  3. ③上項の②の鉄板を硬化させ、膜厚を高精度電磁式膜厚計で測定し、TAGでの測定結果と比較する

試験結果

板厚 1.0mm 0.5mm 0.3mm
A. TAG膜厚値(硬化前粉体層で測定) 43.8μm 65.2μm 68.1μm
B. 高精度電磁膜厚計(硬化後測定) 44.5μm 65.3μm 62.9μm
差異Δ(A-B) -0.7 -0.1 5.2
差異% 1.6% 0.2% 8.3%
評価

考察:
極端に板厚が薄い部分については、その板厚でキャリブレーションをした方が正確です。

追加検証

板厚0.3mmの鉄板上の粉体測定の条件でキャリブレーションを行い、別途塗装した板厚0.3mm鉄板上の粉体層で精度を再確認しました。

板厚 0.3mm
A. TAG膜厚値(硬化前粉体層で測定) 50.9μm
B. 高精度電磁膜厚計(硬化後測定) 49.4μm
差異Δ(A-B) 1.5
差異% 3.0%
評価 〇~△
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